高田延彦、人通り減少の報道に違和感 「メディアの偏りが半端ない」
タレントの高田延彦が、「人通りが減った」と報じる姿勢に異議を唱えた。
タレントの高田延彦が12日にツイッターを更新。新型コロナウイルス拡大や緊急事態宣言を受け、“繁華街の人通りが激減した”とセンセーショナルに紹介する報道に異論を唱えたところ、「報道の闇」「全くその通り」と共感の声が寄せられている。
■報道に違和感
テレビの情報番組やらニュースなども渋谷のスクランブル交差点ばかりを映して人が少ない、はないぜ!確かにあそこは少なくなっているが、他は結構人が街に出てしまっている、と伝えないと、積極的にガンガン伝えないとヤバイよ!商店街も相当人が多いもの!光景を見た人が大丈夫なんだと同調心理がね。
— 髙田延彦 (@takada_nobuhiko) April 12, 2020
日頃、ワイドショーやニュース番組などでは、渋谷スクランブル交差点の様子が映され、「見てください、閑散とした渋谷です」などと報じられる。高田は渋谷で人通りが激減していることに理解を示しつつも、「ないぜ!」と真っ向から否定した。
「他は結構人が街に出てしまっている、と伝えないと、積極的にガンガン伝えないとヤバイよ! 商店街も相当人が多いもの! 光景を見た人が大丈夫なんだと同調心理がね」とコメントしたのだ。若者が集まる街から人が消えても、商店街では依然として人が集まることに警鐘を鳴らしている。
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■小池都知事も…
外出自粛、接触8割減にご協力ありがとうございます。ただ残念ながら住宅街の商店街などが人であふれている現状が。
3密を作らないためにも、買い出しなども、代表者お一人が行く、というような工夫をお願いします。
家族で楽しく過ごせる日常を、一日も早く取り戻すために、どうか今はご理解ください。— 小池百合子 (@ecoyuri) April 12, 2020
商店街での人通りについては、小池百合子都知事も苦言を呈している。12日、外出自粛への協力に感謝の言葉を示しながらも、「ただ残念ながら住宅街の商店街などで人があふれている現状が」とツイートしていた。
都知事がこのように言うことからも、完全な外出自粛、接触ゼロ実現にはまだまだ至っていないようだ。
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■共感の声多数
高田のツイートに対し、「マスコミも明らかに減ってるところを映すことで『やった感』を得たいだけ」「メディアの情報の偏りがこの頃半端ないです」と共感する声が寄せられていた。
一方で、「スーパーなんか人でいっぱいですね」「吉祥寺がすごい人で埋まってました」と実際に混雑ぶりを見た人からの体験談も相次いでいる。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)