北海道の商店街の様子に心配の声 「天然ロックダウンしてる…」
北海道士別市の議員がツイートした、商店街の様子が注目を集めている。
北海道士別市議会議員の国忠たかしが12日にツイッターを更新。地元商店街の現状を明かしたところ、リプライ欄で「セルフロックダウンつらみ」「頑張れ士別!」と、都市封鎖(ロックダウン)よりも深刻だと指摘する心配の声が相次いでいる。
■「感染者でてませんが…」
https://twitter.com/takunitada/status/1249283441515872256
「すいません、名寄とか士別は感染者でてませんが天然ロックダウンしております」とコメントを添え、閑散とした商店街の様子を投稿した国忠市議。
写真を見ると人通りはゼロで、シャッターが閉まった店が延々と続いている。「天然」とあるように、新型コロナの影響と関係なく、普段からこうした様子なのだと明かした。
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■国より前に緊急事態宣言
国の緊急事態宣言発令からさかのぼること1か月。鈴木直道北海道知事は2月28日、道内で感染者が増加してきたことを踏まえ、独自の緊急事態宣言を発表した。
週末の不要不急な外出を控えるよう道民に訴えたところ、その効果があったのか感染者は依然として確認されるものの、都内よりは感染者数が少ない状態が続いている。4月12日には、北海道と札幌市が共同で緊急事態宣言を発令し、各地域への往来を自粛するように呼び掛けるなど、道内の主要部でも対策が進んでいる。
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■団結する動きも
今回のツイートに対し、リプライ欄には「北海道の地方は毎晩天然ロックダウンしてますよね。私の町も日曜日の夜は特にそうです」「いつも士別と名寄はこんな感じです。コロナの影響ではありません」といった声が寄せられていた。
一方で、「この騒動が落ち着いたら行きます」「騒動終わったらみんなで行こう」と、アフターコロナに向けて団結する動きも見られている。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)