『スッキリ』救急医療支える消防士 「家族からの言葉」がつらすぎる…
救急医療を支える消防士の男性からの声を、『スッキリ』が紹介。過酷すぎる状況が、衝撃を与えている…
日本テレビ系の情報番組『スッキリ』では、ハッシュタグを使い新型コロナウイルスによる様々な影響で、困難に直面している人々の実情を報道する取り組みを行なっている。
16日の放送では、救急医療に携わる消防士の男性からの声が紹介された。
■コロナ影響で119番通報が増え…
番組の取材に応じたのは、都内の消防署に勤めている消防士の男性。救急隊をバックアップする後方隊として救急車とともに消防車で現場へ向かい、救急医療を支えている。
男性は、救急車に患者に乗せるのを手伝い送り出すが、現在、新型コロナウイルスに感染の疑いのある患者は搬送先の病院がなかなか決まらず、「先日も40件近く断られた事案もあった」と話す。
その原因は「病床が足りない」ためで、街の病院では新型コロナウイルスに対応できる装備がないため、断られてしまうパターンもあるという。
関連記事:夜間救急で外に出た看護師 「通行人からの言葉」に絶句する…
■感染への恐怖、家族への心配
男性が今切実に感じていることは「自分が感染するかもしれない恐怖」と「家族への感染ですね。妻もいて子供もいるので…」と明かす。
東京消防庁ではこれまでに救急隊員や男性と同じ後方隊員の2名の感染を報告しており、こうした状況を受けて、男性は「正直(妻から)帰ってきてほしくないと言われます」とも明かした。