新型コロナの影響でマツコの街ブラ番組が… 「テレビ終わるよ」
マツコ・デラックスが出演する『夜の巷を徘徊する』。新型コロナウイルスの影響でロケができず…。
タレントのマツコ・デラックスが出演する人気の散歩番組『夜の巷を徘徊する』(テレビ朝日系)。17日深夜の放送では、新型コロナウイルスの影響でロケができず、斬新な企画が敢行された。
■グーグルマップで「妄想徘徊」
マツコが閑散としたスタジオに入るという異例のシーンから始まった今回の放送。スタジオに入って早々、マツコは静まり返ったスタジオを見て「あら、いいわね~終末だねこれは。終わる…終わるね何かが。テレビ終わるよ」と新型コロナウイルスの影響により大打撃を受けているテレビ業界の未来を危惧する。
スタッフはマツコに、新型コロナウイルスの影響で徘徊を自粛し、急遽スタジオで撮影することになったことを説明。今回は特別版として、スタジオでグーグルマップを見ながら「妄想徘徊」を実施した。
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■戸惑う視聴者がいる一方…
番組終盤、マツコはスタジオの外に出て桜の木を見学することに。見事に満開であるにも関わらず、今年はライトアップを中止していることがわかり落胆する。スタッフがライトで桜を照らすと、マツコは「ああ…まあ…綺麗よね。綺麗よ」「しょうがないっす、今は。早く収まんねぇかなーほんと」とため息交じりに吐露した。
いつもと違う光景が広がった今回の放送。番組視聴者からは「徘徊してない…だと…」「こんな事になったのか」と戸惑いの声が上がる一方、「斬新で面白い」「じわじわ面白いな」と楽しんでいる人も見られた。
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■収録方法を工夫する番組は他にも
テレビ番組にも大きな影響を及ぼしている新型コロナウイルス。収録ができない状況から、総集編や再放送などが目立つようになってきたが、感染拡大を防止しつつ、なんとか工夫しながら放送している番組も多い。
平日昼の時間帯に生放送している『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)は、MCを務める南原清隆以外の出演者が、所属事務所や自宅などからリモートで出演し、現在も放送を続けている。
感染リスクを下げるためにも、「テレビ収録をやめてほしい」という声も上がってるが、今後テレビ番組はどうなっていくのだろうか。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)