縫わずに作れる 「東京都医師会の簡易マスク」の密着感がスゴかった
「東京都医師会」が簡易マスクの作り方を公式サイトで発表。実際に作って見たら使用感が…
■最大の難所
ゴムを通していく。両面テープを持っていない場合は、型紙に沿ってこのように目印を付けてハサミでカット。穴にフィルターをはめ込んで固定していく。「マスクの見栄え」はここですべてが決まるといってよい。
両面テープを持っている場合は、テープでくっつけるだけなのでこの工程は省く。筆者は両面テープを持っておらず、手先がかなり不器用なのでここでかなり手こずった。
そして、完成。撮影しながらの制作だったため、所要時間は30分ほど。穴を空けたり、ゴムを通す段階で試行錯誤があったため多少時間はかかったが、2回目以降ならかなり時間を短縮できそうだ。
準備段階ではヘアゴムを用意したが、穴を空ける段階でクリアファイルが破れるギリギリになったため、輪ゴムに変更している。
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■装着した感想は…
装着した素直な感想だが、とにかく「密着感」がスゴい。マスク本体がMサイズで、輪ゴムを使用していることも影響しているのだろうが、かなり密閉されているように感じた。
これまでいくつか手作りマスクを作ってきたが、このマスクは「顔がマスクで覆われている感」が非常に強い。Lサイズにして、ゴムももう少しゆとりのある長さだとほどよいかもしれない。
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■定期的な手入れを忘れず!
公式サイトによれば「このマスクはウイルス飛散予防のため、あくまでも緊急時の応急用を目的とした簡易マスクです。完全に感染を防げるものではありません」とのこと。あくまでも応急用として使用してほしい。
マスクシェルはフィルターを交換することで複数回使用できるが、「定期的にアルコール除菌や水洗い洗浄」が必要のよう。使用方法を守りつつ、一度試してみてはいかがだろうか。
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(文/しらべぇ編集部・二宮 新一)