ミルクボーイの漫才をより楽しむ方法 「全部を描いてほしい」
ミルクボーイが『ミルクボーイの煩悩の塊』に出演。漫才のツカミで行っているネタについて熱弁した。
お笑いコンビ・ミルクボーイの内海崇と駒場孝が、20日深夜放送の『ミルクボーイの煩悩の塊』(ABCラジオ)に出演。漫才のツカミで行っているネタについて熱弁した。
■「今、五七歩をいただきました」
漫才で、駒場が一番前に座るお客さんから「ベルマーク」や「屋形船」をもらい、それをジャケットの胸ポケットに入れるというツカミを行っているミルクボーイ。番組では、そのツカミネタをリスナーから募集している。
この日は「勇者が中盤で手に入れる剣」と「(将棋の)5七歩」をもらったのだが、RPGに疎いという駒場は「5七歩」を胸ポケットにしまう。そして、内海とともに、自分たちのツカミネタのオモシロポイントについて熱く語っていく。
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■受け手の豊かな想像力が必要
例えば、「カラめのきんぴらごぼう」。この面白さは「なぜ、きんぴらごぼうがカラめの味付けだと、もらった時点でわかるのか」というところにあり、さらに言うと、「前の席のお客さんが駒場に渡すまでずっと、カラめのきんぴらごぼうを持っていた」ということまで想像してほしいのだという。
屋形船であれば、駒場のポケットになぜ入れることができるのか、そもそも、お客さんはどのようにして持ってきたのかなどがオモシロポイントになる。つまり、ミルクボーイのツカミネタを楽しむためには、受け手の豊かな想像力が必要なのだ。駒場は「全部を描いてほしい」と話していた。
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■「18時間用の砂時計」など
今回の解説を受け、番組リスナーからは「テトラポット持って難波まで電車乗ってきたてたんやと思ったらよりおもろい」「ミルクボーイのネタって想像力豊かな人ほど楽しめるのよね」といったコメントが寄せられた。
ちなみに、駒場がもらうものには、「18時間用の砂時計」「松竹の契約書」「ゾウさんの頭の毛」「びちゃびちゃのまりも」などがある。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)