立憲・福山幹事長、例のセクキャバ騒動が支持率低下の主因と陳謝
立憲民主党の福山哲郎幹事長は21日、緊急事態宣言後に風俗店で遊んでいたとして15日に同党を除籍処分された高井崇志衆院議員について言及した。
立憲民主党の福山哲郎幹事長は21日、緊急事態宣言後に風俗店で遊んでいたとして15日に同党を除籍処分された高井崇志衆院議員について言及。4月に入って顕著になっている同党支持率低下の主因であると説明した。
■危機感ない行動に国民ドン引き
この度は私の軽率極まりない行動により、多くの皆さまを傷つけ、不快な思いにさせてしまったことは誠に申し訳なく、お詫びの言葉もありません。
国民の皆さまに行動の自粛という大変な不自由をお願いしておきながら、お願いする立場にある私がそれを破っているのであり、弁解の余地はありません。
— 高井たかし (@t_takai) April 16, 2020
高井議員は9日に東京・歌舞伎町のセクキャバに行ったことが明らかにされスキャンダル化。東京に緊急事態宣言が出た2日後のこととあり、そのあまりの危機感の無さに失望する声が広がり、ネット上でも「流石にアホすぎる」と声が上がっていた。
産経新聞とFNNが13日に発表した合同世論調査では、その騒動後、立憲民主の支持率は急落し先月より4.9%下げた3.7%に。同19日、毎日新聞の調査では支持率を4%下げ5%となっており、逆風が吹き続けている。
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■「高井議員の不祥事が大きい」と本音
このことについて質問された福山幹事長は、少々神妙な面持ちで「支持率については一喜一憂しないのがいいと思っていますが、この局面で支持率が落ちたのは高井議員の不祥事が大きい」と言及。
その上で、「本当に国民のみなさんに不快な思いをさせて申し訳なく思っております。早く支持率を戻し、上昇気運になるよう、みんなで引き締めてやっていきたい」と落胆した様子で明かしていた。
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■存在感も薄く…
新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるため政府与党が対策を打っているが、野党第一党である立憲民主党の存在感はイマイチなままだ。
それについては「平時では無い状況下、権限と責任を持つ政府与党に注目が集まることは仕方ないことだと思っている。この非常時、与野党の対立構図を強めていくことが求められているとは思いません」と説明。
ただ、課題は残るものの、「主張してきた10万円一律給付、医療機材の提供、検査の拡大などについて、我々の意向が取り入れられた部分はそれなりの領域であったと思う」と、一定の手応えも感じていたようだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤星生)