『スッキリ』看護師からの“お願い”にスタジオ絶句 「恐怖で泣いている」
『スッキリ』では、集中治療室で働く看護師の声を紹介。想像を絶する投稿内容に、衝撃が広がっている
日本テレビ系の情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)では、「スッキリコロナ」のハッシュタグを活用し、新型コロナウイルスの感染拡大によって様々な影響を受ける人々の声を拾い、報道する取り組みを行なっている。
23日の放送では、病院のICU(集中治療室)で働く看護師からの投稿が紹介された。
■看護師「お願いだから家にいて」
番組では、東京都内のICUで重症患者を担当する看護師からのSNS投稿を紹介。そこには、もうベッドが満床であること、2人で1人をみている状況で、次々と患者が運び込まれてくるひっ迫した状況が記されていた。
24時間体制のICUの看護師たちは、病院でシャワーを浴びて帰るか、病院で寝泊まりし、再び夜仕事に出るといった生活を繰り返しているそうで、投稿には「自分たちもこの中にいればきっと感染する」「目の前で息できなくて苦しんでいる患者を目の当たりにして恐怖でしかなく、泣いている」との文言も。
投稿者は、「だから、お願いだから家にいて。家族以外と会わないで。家で運動して。感染しないことそれが医療従事者へのエール」と強く訴えている。
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■加藤浩次、近藤春菜も絶句
最前線に立たされている看護師からの悲痛な声に、番組MCの加藤浩次も「春菜、つらいね…」と絶句。
ハリセンボンの近藤春菜は「この言葉が本当に刺さります、本当に頭が下がる思いです」とし、「私たちに何ができるのかといったら、家にいること。それを守ることで、皆さんを守ることだし(中略)それしかないので…」と、改めて外出自粛を呼びかけた。