『スッキリ』看護師からの“お願い”にスタジオ絶句 「恐怖で泣いている」
『スッキリ』では、集中治療室で働く看護師の声を紹介。想像を絶する投稿内容に、衝撃が広がっている
■「本当に深刻」「心が痛む」
最前線の現場で奮闘する看護師からの悲痛な訴えに、インターネット上にも衝撃が広がっている。視聴者からは「『お願いだから家にいて』この言葉、本当に深刻」「ICU で働く看護師さんからの訴えが響く。家にいよう!」「心が痛いね本当に頭が下がる思いです」など、重く受け止めたとの声が目立つ。
中には「自分の勝手な判断でパチンコしたり出歩いたりするのは、結局医療従事者を苦しめることになる。本気で新型コロナと向き合おうよ」と呼びかけるユーザーも。
関連記事:新型コロナ感染も認知症やダウン症があれば治療は後回し? 米国で抗議の声
■現状は「24時間体制で管理するしか…」
ICUの現場の悲痛な声を受けて、番組に出演していた免疫疾患や感染症に詳しい金子俊之医師は、「本当に感謝の念しかない状況です。アビガンなどコロナ肺炎の重症化の治療薬の治験は始まってはいるんですが、現状まだ効果のほどは定かではない」とコメント。
「現状は、重症化した方を救うためには、ICUに入って医師・看護師が24時間体制で管理するしかない」とも明かし、新型コロナウイルスの重症患者の対応には「看護師や医師も熟練の技量が求められるが、元々数が多くない。そういった方々には本当に感謝の念しかない」と語った。
・合わせて読みたい→ICUで13日間… 新型コロナウイルス感染症に打ち勝った重症患者
(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)