「来ないで」で三浦半島の海辺は異例の光景 市民に本音を聞いた結果…
「神奈川に来ないで」の呼びかけで、人手が激減した神奈川県。“湘南”にが属さないが、同じく海辺の大渋滞に悩まされていた横須賀市では…
全国に緊急事態宣言が発令される中、神奈川県では海辺へ押し寄せる観光客が問題となり、黒岩祐治県知事は、今月24日の緊急会見で「神奈川県にも湘南の海にも来ないで」と呼びかけた。
その結果、25日~26日の週末は湘南エリアで人手が激減した様子が複数のメディアによって報じられており、厳密には“湘南”に属さないが、同じく海沿いの渋滞などに悩まされていた横須賀市でも、著しい変化があったようだ。
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■観光スポットも閑散
横須賀市在住のしらべぇ編集部員が海辺の人気スポットを取材したところ、「灯台」があり、観光シーズンはバーベキューをする客で賑わう観音崎も、同日は写真のように閑散としていた。
県営・市営駐車場が閉鎖されているため、先週は路上駐車も目立ったというが、営業を続けているレストランの近くにバイクが停まっている程度であった。
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■市民憩いの場も…
「開国の街」として知られる横須賀。ペリー来航150周年という節目の2003年から始まった「よこすか開国祭」の会場でもあるうみかぜ公園は、東京湾と猿島を望む人気スポットであり、潮風が心地よいバーベキュー会場として、市民憩いの場でもある。
そんなうみかぜ公園も同日は閑散とした様子で、犬の散歩やジョギング、子供をベビーカーに乗せて散歩する市民が疎らにいる程度だった。