「来ないで」で三浦半島の海辺は異例の光景 市民に本音を聞いた結果…
「神奈川に来ないで」の呼びかけで、人手が激減した神奈川県。“湘南”にが属さないが、同じく海辺の大渋滞に悩まされていた横須賀市では…
■浜辺は異例の光景
市民憩いの穴場スポットであり、行楽シーズンには多くの人で賑わう久里浜海岸も、同日はほぼ人気のない状態。1組ほど、レジ袋に入った大量の食品を持ち込む若者グループが見受けられるだけであった。
久里浜海岸では、毎年7月上旬頃に「久里浜ペリー祭」が行われるのだが、2020年の開催については、久里浜観光協会が開催の見送りを発表している。
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■地元住民の本音は
外出自粛が徹底されている観光スポットの様子を受けて、毎年GWには観音崎にて家族でバーベキューを楽しむという、横須賀市在住の会社役員の男性（50代）は、「みんなしっかり自粛しているようで感心したけど、この感染騒ぎが収束して、1日も早く元どおりの賑わいになってほしい」と話す。
また、市内在住の自営業の男性（40代）は、「早くから自粛していた人もいるが、結局ウロウロしている人たちがいる。なかなか足並みが揃わないことに不安があり、収束の目処が見えるなど、希望を持ちたい
」と語った。
自粛が徹底されている様子には一安心だが、事態の長期化が観光地に与える影響は計り知れない。安堵の一方で、地元住民たちは不安も抱えている。
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（取材・文／しらべぇ編集部・越野 真由香）
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