『スッキリ』日本が4月入学になった理由に驚き 「そういうことか…」

9月入学が検討されているが、そもそもなぜ日本は4月入学になったのか?『スッキリ』での解説に多くの反響

2020/04/30 13:30


加藤浩次

新型コロナウイルスの感染拡大が続く影響を受けて、新学期や入学の時期を9月に変更するよう求める声があがり、安倍晋三首相も、9月入学については様々な選択肢を検討する考えを示している。

30日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)では、そもそもなぜ日本が4月入学になったのかが解説され、視聴者から反響が寄せられている。



■116カ国が9月入学

番組では、海外における学年のスタート時期についても紹介され、2012年の東京大学の入学時期の在り方に関する「懇談会中間まとめ」によると、世界では米・中・英・仏・伊などの116カ国が9月入学で、欧米諸国に至っては9月入学をしている国の割合が80%にも及ぶという。改めて、9月入学がグローバルスタンダードであることが解説された。

また、同番組の取材に対し、教育評論家の石川幸夫氏は、9月入学のメリットとして「留学に行きやすい・来やすい」という教育のグローバル化や、受験シーズンが夏になり、積雪に左右されなくなるというポイントをあげ、一方で就職や国家試験など社会との調整が必要であると指摘した。


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■日本が4月入学になった理由は…

では、なぜ日本は4月入学になったのだろうか……。

石川氏によると「西洋の教育が導入され、明治時代初期は9月入学の頃もあった」そうだが、当時の主要産業は米などの農業であり、秋に収穫が行われ、それを換金して納税するという大きな流れがあった。

収穫から換金、納税するまでには大変時間がかかる。そのため、1月の予算編成に間に合わず、3月まで猶予を作る対応が取られた結果、明治19年から4月から3月末の年度となったという説があり、これに合わせて学校も4月入学になったとされているという。

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■「知らなかった」多くの反響
加藤浩次スッキリ納税ロバート・キャンベル
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