埼玉・西川口で大量のマスクが販売中 中には「大丈夫?」と思われる物も
埼玉県西川口でも、新大久保と同様に中国産マスクの在庫は豊富なようだ
■新大久保と同様の事態が西川口でも
また、チャイナタウンと逆側の東口にはマツモトキヨシなどのドラッグストアがあり、日本製のマスクがごくわずかながら売られていた。ただ、そちらはかなり在庫が少ないようで、記者が帰るときには残り3個程度になっていた。
ほかにもコンビニでは、日本製のマスクはまだまだ品薄。西川口でも新大久保と同様に国産マスクの在庫は少なく、中国産マスクは大量販売中という歪みが生じていることがわかった。
関連記事:スーパーのレジで店員が… 「思いがけないマスク発見」に喜びの声
■日本人が中国産マスクに不信感?
このような事態が起きている原因としては、非常事態宣言が延長されて外出の頻度が減ってそこまで大量のマスクが必要でなくなり、洗って使えるアベノマスクの配布などもあって、全体的にマスクの需要が減ってきていることがはじめに予想できる。
また、アメリカでは米食品医薬品局が中国企業60社以上に対し、米国市場向けに医療用高機能マスク「N95」を輸出する許可を取り消したことも報じられており、N95ではない中国製マスクの品質に対する不信感も日本人に生まれている可能性が。
■国産マスクの流通が戻っている
ただ、西川口のマツキヨと同様にドラッグストアでのマスク販売は他の地域でもたまに見かけるようになってきており、国産マスクの流通もじょじょに戻ってきている感じはある。
場所によってはマスクの在庫は豊富にあるようなので、そこまで急いで買う必要はいま現在はなくなってきているはず。不要不急の外出は控え、どうしても必要なときに最低限のぶんだけ買っておいたほうがいいと思われる。
・合わせて読みたい→スーパーのレジで店員が… 「思いがけないマスク発見」に喜びの声
(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男)