「ランナー大量発生」と指摘された都内人気スポット 週末の実態は…
緊急事態宣言のなか、ランナーが大量発生していると言われる世田谷公園、多摩川河川敷を取材した結果…。
■激混みだった世田谷公園は……
同日16時頃、次に訪れたのは三軒茶屋駅から10分ほど歩いた場所にある世田谷公園。4月中旬以降、SNSで混雑した様子をおさめた写真があがっていたことで話題となった場所だ。
日頃に比べると少ないほうだが、写真に収めると人同士が密接しているのが確認できる。中には家族同士ではなく、知人友人と集まっているように見える光景もあった。小さな子供同士が一緒に遊ぶ結果、親同士の距離も近くなるのだろうか。
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■営業再開した店に流れた?
ではランナーはどうかと言うと、河川敷沿いより狭いため必然的に密度は上がるが、休日の夕方であることを考えると多いとまでは言えない印象。
気になった記者が近くにいたランナーの男性に、ソーシャルディスタンスを守りながら話を聞くと、次のような返事を得ることができた。
「世田谷公園は土日、地域の住民がたくさん訪れるのでそもそも混む場所なんですが、それを考慮してもたしかにここ最近はすごく混んでいました。とくに土日は激混みで、公園内にあるランニングコースを使わず、外を走っているランナーも多かった。
でも、今日は急に少なくなった気がします。緊急事態宣言解除予定だった7日から営業再開した店とかが結構あるから、そっちに流れたからなのでは」