張本勲氏、6月開幕目標のNPBに反対 「コロナと共存すべき」の声も
6月19日開幕目標を公言のNPBに張本勲氏が反対
■発言に賛否両論
新型コロナウイルス感染拡大以降、一貫して「危険性がなくなってからスポーツを」と主張する張本氏。
正論と思えるだけに「その通り」「飛行機移動など感染リスクはまだまだ高い。ベンチも三密だし、試合はできないと思う」「選手ファーストで考えれば、危険性のある段階で開幕日を決めていいのか疑問が残る」など、賛同の声が上がる。
一方で「いつまで待ってもコロナのリスクは消えない。選手やスタッフは試合をしないと金を稼げない。やるべきだ」「来季の契約を切られるかもしれない瀬戸際の選手もいる。充分な対策は必須だけど、もうこれ以上待てない。共存の道を探るべき」「球団が収入を得られなければ、選手の給与も出ないことを考えるべきだ」という反対意見も出た。
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■課題は多いプロ野球の開幕
現状張本氏の主張、そしてネットの反対意見も頷けるもの。プロ野球は開幕後一定期間は無観客試合とする方針だが、その期間や移動時の感染リスクをどうするかなど、課題は多い。
6月19日とされる開幕時には、感染リスクをシャットアウトするような、しっかりとした対策が求められる。
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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)