自らの感染リスクとも戦いながら 「新型コロナ医療従事者に感謝」8割も
新型コロナの最前線で働く医療従事者の人たちに対して、感謝の気持ちを持っている人はたくさんいるだろう。
■院内感染を防ぐために
院内感染の予防のために、新型コロナウイルスに感染している疑いのある人の診察はしないところもある。
「新型コロナの最前線で活躍している人たちは、すごい仕事をしていると思う。ただ僕が通っているクリニックは、『高熱などの症状がある人は、保健所に連絡してください』との張り紙をしている。
院内感染が怖いのでこれは仕方ないと思うけれど、対応が遅れて命を落とした人の話を聞くと、もどかしく思うところもある」(40代・男性)
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■自分なら辞めている
自分が医療従事者なら、辞めていると答えた人も。
「私がもし医療従事者として働いていて新型コロナの患者を診る立場になったら、退職を考えるかもしれない。やはり自分の命が大切だし、周囲の人に移すのが怖い。
そのようなリスクがあるとわかりながら医療行為を続けている人は、自分の仕事に対しての使命を持っているのだと思う。とても尊敬できるし、私には絶対にできないこと」(20代・女性)
万が一のときには、自分が世話になる可能性もある人たちだ。感謝の気持ちを抱く人が多いのは、当然の結果だろう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国10代~60代の男女1,880名(有効回答数)