久しぶりの電車で… ウイルスと同じくらい恐ろしいモノに不安の声
緊急事態宣言が全面解除となり、久しぶりに電車に乗った人々からは、戸惑いや不安の声が…。
■「人が怖い」の声も相次ぐ
新型コロナウイルスへの警戒心には当然ながら個人差がある他、混雑具合によっては「座席の間隔を空ける」なんて悠長なことは困難になってくる。
人々の感染症対策への意識が高まったことは良い傾向であるが、その反動でインターネット上では「座ろうとして席の前まで行ったら、少し睨まれた」「ずっと立ってるの絶対ツラいから席空いてたら座りたいけど、その隣の人の顔色を伺ってしまう」「人が怖い」といった声が。
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■約8割「ウイルスも怖いが人も恐ろしい」
コロナ禍においては、過激化する「自粛警察」の存在も問題視されており、そうした背景からも、“人が怖い”と感じる人が多いのかもしれない。
しらべぇ編集部が、全国に緊急事態宣言が発令されていた今年4月24日~4月27日にかけて、全国の10代~60代の男女1,880名を対象に実施した意識調査でも、全体で約8割もの人が「ウイルスも怖いが人間も恐ろしいと思う」と回答している。
平常時でさえ、トラブルが絶えない電車内という空間。誰もが見えないウイルスへの不安を抱えている中では、様々な問題が懸念される。
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(取材・文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)
対象:全国10代~60代の男女1,880名(有効回答数)