吉高由里子、ブルーインパルス横の「もう1機」に疑問 防衛副大臣の答えは…

ブルーインパルス医療従事者感謝飛行に日本中が歓喜。また、疑問についての回答が発表。

2020/05/30 14:30


ブルーインパルス
(画像出典:航空自衛隊)

29日、東京上空のブルーインパルス・医療従事者感謝飛行は、日本中を歓喜の渦に巻き込んだ。そんな中、ある疑問がネット上で話題になっていたが、その答えが30日、公式に発表された。



■「あの1機はなんですか」

女優の吉高由里子は、SNS上に、「あぁ本当神がかりな天候で、みんなが一緒に見上げる空が 、今日でよかったって、 とても感動しました」と率直な感想を投稿。

また、「医療関係者の皆様が嬉しそうに、ブルーインパルス見上げてる映像みたら、また感動。願いは密でいいよね」と医療関係者への想いも綴った。さらに、「6機飛んでる少し離れた横にいた、もう1機はなんですか?」と問いかけた。

この質問に対する正式な回答が、30日明らかになった。


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■防衛副大臣がツイート

この回答となる投稿をしたのが、山本朋広防衛副大臣。

山本副大臣によれば、答えは全般統制機。 「周辺に他のヘリや飛行機等が居ないかの哨戒任務、編隊飛行の統制、飛行経路の確認等の安全管理を行う。なお、今回の飛行では空撮も実施。その空撮の写真や動画は週明けに公開予定」とツイートした。

防衛省といえば、河野大臣もツイッターを駆使したコミュニケーションで定評があるが、世間の疑問にわかりやすく答える副大臣もなかなかのスピード感だ。


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■戦闘機ではなく「練習機」

これに対して、「このスピードで都心上空を飛びながら他のヘリや航空機の監視飛行。かなり忙しい任務があるんですね。そして今回は撮影任務が付与されて、搭乗員はさぞかし忙しかったでしょう」といった声や、「大阪でも飛んでください」などのリクエストが寄せられている。

なお、SNS上では「都内に戦闘機を飛ばすな」といった投稿も見られる。たしかに初代機体であるF-86Fは、アメリカから供与された当時の主力戦闘機だった。

しかし、2代目ブルーインパルスは、1982年1月、松島基地第4航空団第21飛行隊内に「戦技研究班」として発足。その後、1996年から現在まで使用されている機体は戦闘機ではなく、国産の「T-4亜音速中等練習機」で、兵装もしていない。

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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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