テレワークの勝手が分からず仕事に支障 20代以下の若者は3割超え
慣れないテレワークに悪戦苦闘し、仕事に支障が出た人が一定数いる。若い世代に多いが、その理由とは。
■パソコンに詳しい世代
一方でパソコンに慣れている人からすれば、テレワークはそれほど難しいことではないようだ。
「僕らは、パソコンでインターネットを始めた世代。それなりにパソコンには詳しいほうなので、テレワークになっても混乱することはなかった」(40代・男性)
持ち帰り残業の経験が、テレワークに生かされているという人も。
「僕はテレワークが始まる前から、よく家に持ち帰って仕事をしていた。皮肉にも持ち帰り残業の経験が、今回の在宅勤務に生かされている」(30代・男性)
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■まずは練習してから
テレワークの練習として、オンライン飲み会を開催した人もいる。
「会議で『Zoom』を使う日がくると思ったので、その前に友達と練習を兼ねてオンライン飲み会を開催した。おかげで仕事の会議のときは、スムーズに使用できてよかった」(30代・男性)
同じ境遇にいる人と、一緒に練習したという女性も。
「うちの姉もテレワークになり、二人してとても不安になっていた。とりあえずテレワークで使いそうなサービスを姉と一緒に練習して、なんとか乗り切った」(20代・女性)
今後はテレワークのスキルも、採用基準になるのかもしれない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国10代~60代テレワーク経験がある男女323名(有効回答数)