湘南の海、コロナ対策で異例の発表相次ぐ 「満員電車も中止して」の声も
新型コロナウイルス感染症の営業を鑑み、湘南エリアを擁する神奈川県では、県内の海水浴場が全域で中止の方向に。人々の反応は…
新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、神奈川県では県内の海水浴場が全域的に中止する方向であることが報じられた。まさしく異例の事態に、インターネット上では悲しみの声とともに、ある不満を訴える声が相次いでいる。
■「由比ヶ浜」海の家建設自粛も
「湘南」の代名詞的存在であり、毎年多くの海水浴客で賑わう由比ヶ浜海水浴場は1日、関係者一同が、公式サイトにて「来夏へむけて!」という文章を掲載。
緊急事態宣言は全面解除となったが、「2020年の海水浴場開設を中止」する判断に至ったとし、「私たちの海の家を建設することもありません」と説明した。
「来夏には必ず『誰もが安心して楽しめるビーチリゾート』を再起動」と目標を掲げたうえで、「感染防止にご留意いただき、新しい日常を謳歌いただける2020夏であることを心より願っております」と結んでいる。
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■「満員電車も中止して」
経済活動を全面的に停止させ、徹底して感染症対策に努めるという各地海水浴場の対応は、日本中に衝撃を与えた。
その一方で、緊急事態宣言が解除されたことを受けて、これまでテレワークで業務を行なってきた企業が、続々と出社を促す動きがあることから、「満員電車は良くて海水浴場はダメってなんかおかしくない?」といった不満の声が続出する事態に。