杉村太蔵、議員の賞与満額支給に「政治家も頑張ってる」と持論 批判も
不満相次ぐ国会議員のボーナス満額支給に、杉村太蔵が理解呼びかけ
7日放送の『サンデージャポン』(TBS系)で杉村太蔵が、国会議員のボーナスが満額支給される見込みとなっていることについて、国民に理解を呼びかけた。
■国会議員のボーナス満額支給に理解を求める
番組は国会議員のボーナスが満額支給される見通しとなっていることに、国民から「その分補償に回してほしい」と不満が上がっていることを紹介。鈴木紗理奈は「腹が立つ」と怒りを見せる。
この流れに待ったをかけたのが杉村。
「お医者さんの給料をカットしようとは誰も思いませんね。それは本当に一生懸命やって頂いてるし危険な思いをされてる。同じようにやっぱり政治家もね、頑張ってますから。ちゃんとそれなりの報酬をきっちり確保するっていうのは、これはよろしくお願いします」と、満額支給に理解を求めた。
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■他の出演者から批判が
これに鈴木紗理奈は「報酬とボーナスは違う」と声を荒げる。そして元経済官僚の岸博幸氏は「太蔵くん、それダメ。絶対ダメ。政治家のボーナス。もともと原資は国民が払ってる税金なんです」とコメント。
続けて、「国民が本当に今苦しい思いしてるなかで、ポーズでいいからですね、とにかく『自分はいらないからそれを国民のために使おう』というふうに示すのが、本来政治家のあるべき姿で、太蔵くんは政治家を経験しているから、ボーナスないと大変だって分かってんのかもしれないけど、それでも痩せ我慢するのが本当の政治家じゃないですかね」と話す。
満額支給に怒りを見せていた鈴木は、「ほんまや」と同調。杉村は黙りこんでしまう。
デーブ・スペクターは都道府県知事がカットを表明しているにも関わらず、国会議員が満額支給される現状について、「国政だから。地方はできるんですけど、返納できない制度だから。安倍さんから言わないとダメ。個々の議員でいらないと思う人はいると思うんですよ」と冷静に指摘した。