役場に寄贈された「ゴジラの模型」 じつは人々を救う発明品だった
北海道・標茶町の町役場で、ゴジラ型のアルコール消毒液が設置されている。
■標茶町のエジソン
市販のゴジラをもとにアレンジして作ったが、マスクはミニチュアサイズ。素材を聞くと、「企業秘密だよ」と言われるも、すかさず「知りたい?テーピングマスクを切って作ったのよ」と笑いながら明かしてくれた。
役場の担当者は横井さんを「手先が器用なお方です」と説明し、どうも地元ではエジソンのような存在だそうだ。
本人に何者なのか聞くと、「もともとは長野県出身で、20年前に標茶町に移住してきたの。空が広くて星がきれいで、温泉があっていいところだなぁ、と思って。設備関係の仕事をしてきて、多少は機械いじりもしてきたからモノを作るのは好きでね。過去にはナイフを手作りしたこともあるよ」と。ナイフって手作りできるのかと記者は驚嘆したが、それくらいものづくりに対しての愛が深いようだ。
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■「素晴らしい取り組み」
ツイートは8日18時半時点で約2万のリツイートと、約3万4,000のいいねがつき、拡散されている。
今回のことを世に広めることになったJ’sさんは、実際に使ってみて「最初は『口からじゃないんかーい!』と思いましたが、注意書きがユーモラスだったのと、私もゴジラ好きのため『製作者はゴジラ好きに違いない』と楽しくなりました。ペダル式の噴霧器は衛生上理にかなっており、とても素晴らしい取り組みだと思います」と絶賛していた。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)