県立広島大学とカープのコラボが話題 「学生・卒業生・関係者の気持ちをひとつに」
県立広島大学の「創立100周年記念広島東洋カープコラボ」への想いとは…
■特別な記念ロゴを作成
通常は、球団のロゴに手を加えることは、なかなか難しいが、今回特別に、新たなロゴが作成された。まず、「アビー教授」は、県立広島大学の建学100周年を記念して学内公募によって決定した、県立広島大学公式キャラクター。広島県の鳥「アビ」をモチーフにしている。
そのアピー教授が、カープ坊やにしがみついたデザインの「けんひろカープ坊や」だ。カープ坊やが着るTシャツには、県立広島大学のロゴマークが入っている。
こちらのデザインも学内からの公募で決定した。
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■コラボグッズを限定販売
これらのキャラクターが登場するコラボグッズも登場し、県立広島大学公式ONLINE SHOPで、6月10日から限定発売される。
この収益は、すべて教育研究や学生活動等、また、地域貢献のために使用される。
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■コロナ禍を乗り越えるために
コロナ禍で、県立広島大学は、今のところ8月12日まで授業をオンラインで行い、学内への立ち入りも原則禁止。また、100周年記念イベントやマツダスタジアムで開催を予定していた、オープンキャンパスも延期となった。
大学側には、このような状況の中、今回のコラボ企画を通して、「学生・卒業生・大学関係者の気持ちをひとつにしたい」という想いがある。最後に担当者は、「今回このようなありがたいお話を頂いた広島東洋カープに大変感謝している」と述べた。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)