乙武洋匡氏、多目的トイレに「男女で入る場合」に理解求める
多目的トイレに注目が集まっていることを受けて、YouTubeに動画を投稿した乙武洋匡氏。異性の介助者への理解を求めた
著書『五体不満足』などで知られる作家・乙武洋匡氏が、10日に自身のYouTubeチャンネルを更新。「多目的トイレについて広く知ってほしいこと」と題した動画を投稿し、多目的トイレを必要とする人々への理解を求めている。
■ここしか使えない人がいる
動画冒頭にて、「決して誰かを茶化したり、批判する意味合いではなく、知っていただきたいこと、正しい認識を持っていただきたいことがたくさんあります」と語る乙武氏。
動画を投稿するか「迷った」そうだが、アンジャッシュ・渡部建の不倫報道により、「多目的トイレに注目が集まることはなかなかないと思うので」と、動画の公開に踏み切ったという。
乙武氏は「決して皆さんが使ってはいけないというわけではない」と前置きしつつ、「ここしか使えない人たちがいる」ことを強調した。
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■必要とする人の事情は様々
また、乙武氏は多目的トイレは決して「車椅子専用トイレ」というわけではなく、高齢者やトランスジェンダー、赤ちゃんのオムツ替えのために利用する人、見た目には分からない内部障害を抱えている人など、様々な事情で多目的トイレを必要としている人がいることも説明。
車椅子ユーザーではない人が多目的トイレを使用していたとしても、目くじらを立てるようなことは慎重になってほしい、とも呼びかけた。