「ソーシャルディスタンス」が通じるのは日本人だけ? 外国人には違和感ある言葉
ソーシャルディスタンスという言葉、英語圏では通じづらい?
■カフェもソーシャルディスタンシングを使用
実際に5月に池袋にオープンした“ソーシャルディスタンス”を取りながらお茶を楽しめるカフェ『ソーシャルディスタンシングカフェ トーキョー』もソーシャルディスタンシングという名称を使っている。
日本人しか行かないような場所ならソーシャルディスタンスで問題なさそうだが、このように外国人も利用する場所だとそちらを使ったほうがよさそうだ。
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■英語学習ゲーム翻訳担当に取材
また、人気英語学習ゲームアプリ『英語物語』の翻訳を担当しているnaoさんに話を聞いたところ、「日本語では、ソーシャルディスタンシングのことを、ソーシャルディスタンスと言っていますが、厳密に言うと使い方が間違ってる時もあって、海外ではソーシャルディスタンシングが主に使われてるんです」とのこと。
①social distancing ②social distance ③ソーシャルディスタンスの違い♪?
まず、英語では最近の状況下で「感染拡大を避けるために社会的距離を取る」の意味として①が通常使われています。
②は「社会的距離(名)」で「距離を取る」としては使いづらい!また、ある事件などを
続く→ #英語物語— なお@プロフ可愛すぎ問題 (@eiigo_team) April 15, 2020
実際にTwitterでnaoさんは詳しく解説もしているが、英語ができない人も、もし日本語がわからない外国人に密を避けてほしいことを伝えたい場合は「ソーシャルディスタンシング」という言葉が海外では一般的ということを覚えておくと、いざというときに役に立ちそうだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男)