カッチカチの冷凍肉を美味しいまま素早く解凍させる裏ワザが完璧すぎ
今回試すのは、「カチカチに凍った食品を美味しく素早く解凍する裏ワザ。
■ポイントはアルミの熱伝導率
ざっくり説明すると、温度を伝えやすい性質のアルミに冷凍食品の冷たさがどんどん移動して放出される。同じように室温も伝わりやすくなるので、”食品だけ”より、”食品をアルミに挟んだ”ほうが効率よく解凍できるという仕組みだ。
更に急速解凍することで肉や魚の旨味であるドリップの流出を防ぎ、味も美味しくなるらしい。なんて素晴らしい!もっと早く思い出していれば20年も美味しい思いをすることができたのに。
ちなみに材質がアルミであれば良いため、鍋がなくてもアルミのバットやボウルで代用ができる。また少量の食品の場合は、ただフライパンに乗せておくだけ十分な効果があった。肉以外にも冷凍トマトでも試してみたが、素晴らしい解凍結果になった。
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■どんな食品もあっという間に!
ひき肉以外にも、3cmは厚みのあるローストビーフも15分放置で即カットして食べられる状態になった。
また解凍できるのはアルミに触れている部分だけのため、ジップロックに入った食品を右半分だけ挟んでみたところ、左半分はカチカチに凍ったまま右半分だけ解凍することができた。
つまり、食べたい分だけ解凍することができる!カレーやご飯で応用すると驚くほど夢が広がる話だ。
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■注意点も
一つ注意したいのは、スーパーで肉や魚が入ってる発泡スチロールのパックは熱を遮断しやすい材質のため、この裏ワザを使う際には必ずパックから出してラップなどに包んでほしいこと。
記者はパックのまま冷凍していた肉を挟んでみたが、パックに接している面は全然解凍されていなかった。これはこれでスゴイ。
他にもまだまだ沢山今の生活に使えそうな裏ワザが見つかっている。ちなみにガラケーがスマホになったことで消えた裏ワザなどが多い中で、今も使えそうな裏ワザは料理に関するものが多い。人間の飽くなき味覚への探究心には恐れ入る。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)