政見放送で話題の後藤輝樹 年収100万、自殺未遂、元芸人…謎に包まれた過去

NHKの政見放送で下ネタを連発することで話題の後藤輝樹の意外な過去が明らかに。

2020/06/27 09:00



■政見放送やポスターの意図

後藤輝樹

16年の都知事では冒頭のように下ネタを連発し、「頭おかしい…」といったネット上の反応も散見される。

本人は、「真面目におふざけはしている。『王様は裸だ』と言いたくなるタイプで、(世間的に)『大人がやっている(下ネタの言葉を発言する)からけしからん』となっているだけ。普通に話すとつまらないし」と自身のことを説明する。

「お茶目はしている」と語るが、あくまでも投票しない有権者に向けたアピールだといい、「政治家が真面目な人だけというのは社会が反映されていない証拠だ」とも強調した。

政見放送に向け、自宅で「舞台稽古」を重ね、時にはベッド上で横になりながら音読した音声を聴き流した結果、自分の政見放送を模倣している立候補者が出馬していた、という夢を見たこともあったという。

政見放送で繰り返す性器の言葉について、「赤ちゃんは、コウノトリが連れてきているわけではないし、オレは別に政見放送で(赤ちゃん誕生までの)仕組みを教えているわけでもない。エロ本やエロ漫画で性教育を学ぶのは、翻って不健全だ。ちゃんと教えないといけないと思うし、(性器の名称など)そういうのを言ってはいけない意味がわからない」と持論を述べる。

アニメ制作会社が一切の関与を否定したことでも話題となった、アニメ「コードギアス」のキャラクター「ルルーシュ」のコスプレ姿に扮した今回の選挙ポスターについては「奇をてらったわけではなく、自分がやりたいことをしただけ」と意図を話した。


関連記事:N国党・立花孝志、出馬断念のホリエモンに最後まで貫いた戦略を告白

■政策

20年ほど前、政治家を志した当初から政策や公約を考えていたという後藤。今回の都知事で後藤が最も訴えたい政策は「東京を世界一のAI都市にすること」だといい、キャッシュレス、ペーパーレスなどのAI活用を普及していきたいと力説する。

個人演説会を開く施設を確保する際、担当者との対面のやり取りが必須だということに煩雑さを感じ、手続きのオンライン化を進めていきたいと考えたことがひとつのきっかけだという。

24日、「AIを副知事にする」とツイッターにつづったが、「AIは合理的な判断を下す。AIは頭良いから、なにかあったらAIのせいにもできる」と、冗談ともとれる理由を真剣に語った。

次ページ
■コロナへの考え
NHK芸人東大選挙自殺東京都知事選挙
シェア ツイート 送る アプリで読む

編集部おすすめ


人気記事ランキング