1パック270円のエンタメ系納豆が話題 老舗メーカーは「業界の常識ぶち破りたい」

斬新な納豆が発売されると話題に。その意図について詳しく聞いてみた…

2020/06/29 20:40


桃太郎納豆
(写真提供:富士納豆製造所)

桃太郎伝説発祥の地には、いくつかの説があるが、その一つと言われている、山梨県大月市。この地の納豆メーカーが、斬新な納豆を新発売と話題になっている。しらべぇ取材班は、メーカーから詳しく話を聞いた。


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■老舗メーカーが業界の常識に挑戦

山梨県大月市で約80年納豆を製造し、都内高級スーパーでも取り扱いのある『富士納豆』を製造する老舗メーカー・富士納豆製造所。

副代表の星野氏によると、大月市の桃太郎伝説を全国に広めるために、地域おこしの一貫として、納豆業界の常識をぶち破る、斬新な納豆を開発しようと考えたという。


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■タレに徹底的にこだわる

特に、タレにこだわり、開発に1年をかけた。タレには、「桃しょうゆ味」「スパイスカレー味」「しょうが・マスタード味」と3種類ある。

桃しょうゆ味
(写真提供:富士納豆製造所)

桃しょうゆ味は、桃のエキスが入っており、食べた瞬間に桃の香りが鼻を刺激する。そのため、納豆臭さが消えて、納豆が苦手な人も、楽しむことができる。また、「ミスマッチ感」がくせになる味わいだ。


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■独特の味覚のハーモニー

スパイスカレー味は、カレーのスパイスであるクミンが配合してあり、まるで、本格的なインドカレーを食べているような感覚を味わえる。また、辛さのパンチも効いており、桃太郎の「赤鬼」にちなんで、タレを混ぜると赤くなる。

スパイシーカレー味
(写真提供:富士納豆製造所)

しょうが・マスタード味は、しょうがにマスタードが絶妙なハーモニーをかなでており、パンにはさんでも、おいしく食べることができる。こちらは、「黄鬼」にちなんで、タレを混ぜると黄色に変化。

しょうが・マスタード味
(写真提供:富士納豆製造所)
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■海外の賞を受賞したイラストレーターが担当
納豆山梨県伊勢丹オンライン
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