ヤフーに続きユニリーバも副業人材募集、ブームにあやかろうと怪しい業者も
ユニリーバ・ジャパンが7月17日より、複業人材の公募を始める。ネットではやっと日本にも「複業の波」が来るのではないかと喜びの声が上がっている。
ユニリーバ・ジャパンが7月17日より、副業人材の公募を始めた。食品、洗剤、ヘアケア、トイレタリーなどの家庭用品を製造・販売する、世界有数の一般消費財メーカー・ユニリーバの副業人材募集。
ネットではやっと日本にも「副業」「複業」の波が来るのではないかと喜びの声が上がっているが、この波に乗っかろうとする怪しい業者の暗躍も垣間見える。
■余剰時間に副業を
新型コロナウイルスの拡大とテレワークの普及により、労働時間の長い日本でも、やっと副業を考えられる環境が整ってきた。
ユニリーバでは『いつでも、どこでも、誰でもユニリーバ・ジャパンでの副業・インターンシップにチャレンジできる新しいプラットフォーム「WAAP」での人材募集』を開始。
ウェブサイトに掲載されている商品開発などのプロジェクトの中から、24時間365日誰でも応募することができ、中には「成果さえ出せば(稼働時間は)短くても構わない」というケースもあり、スキルのある人なら空き時間に作業を進めることができる。
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■ヤフーが作った「副業ムーブメント」
副業といえば、15日に最大手IT・ヤフーがテレワークによる副業人材を100人募集したニュースも記憶に新しい。IT業界はテレワーク・ノマドワークが実行しやすいこともあり、副業・複業に関しては他業界よりも一歩先んじていた。
コロナ禍の中、経済不安から収入のチャネルを増やすべきと考える人も多い中、最大手の一つであるヤフーがしっかりと「複業可」を報道したことで、今までは複業に消極的だった他業界にも複業の追い風が来るのではと期待されていた。