さんまが歴史的大不漁の緊急事態 水産庁は「稚魚の生き残り悪くなっている」
さんまが歴史的不漁によって価格が高騰している現状。その原因とは…
■親潮の勢力減も影響
日本に来遊したさんまは、水温が上昇していることによって、日本近海になかなか近づいて来なくなっている。また、さんまは低い水温を好むが、親潮(寒流)の勢力が弱くなったり、北海道沿岸に温かい水のかたまりが出来たりもしているという。
このような影響から、稚魚の生き残りも減少し歴史的不漁につながっているそうだ。
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■今後は資源管理を強化
今後は、北太平洋漁業委員会(NPFC)による各国の漁獲量の調整など、資源管理を強化していくという。なお、さんまの養殖については、経済的にペイ出来ないため、力を入れていないそうだ。養殖は、うなぎやまぐろといった高級魚でないと、なかなか利益が出ないという。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)