コロナ感染者急増で意見が分かれる緊急事態宣言 その評価を聞くと…
再発令の噂もある緊急事態宣言 その評価はいかほどか
7月に入り、東京では1日の新型コロナウイルス新規感染者が200人を超える日も増えている。また、大阪や神奈川などでも増加傾向にあるため、「再度緊急事態宣言を発令するべきではないか」という声が上がっている状況。
宣言解除直後は、東京の新規感染者が1桁になったこともあり、収束ムードが漂っていたが、再び感染者が右肩上がりになっており、緊急事態宣言の意味について嘆きも聞こえてくる。
■緊急事態宣言についてどう思う?
しらべぇ編集部は全国の10~60代の男女1,894名を対象に、不要不急の外出自粛と一部業種に休業要請を行った緊急事態宣言についてどう感じたのか、調査を実施した。
結果、「出してくれて良かったと思う」と答えた人は79.9%。一時的ながら新規感染者を抑えることができただけに、評価している人が多い。
■職業別に見ると…
緊急事態宣言については経営者や自営業者などから、「生活ができない」「補償がないのは許せない」という不満の声が聞こえてくる。そこで「宣言を出してくれて良かった」と答えた人を職業別に見てみよう。
全体的に割合が高く、職業で意識の差はほとんど感じられない結果に。自営業も77.8%が緊急事態宣言に賛成し、経営者は79.3%が肯定的。最も「良くない」と感じているのは、公務員だった。