グループ卒業で騒動の戦慄かなの 彼女が開拓者アイドルである理由とは
戦慄かなのの『ZOC』からの卒業と『ZOC』の活動休止がSNSを騒がせた。この騒動の新しさを考察する。
■戦慄は無実か
戦慄は「私はみんなを裏切るようなことは絶対にしてないし今後もするつもりはありません、約束します。」とツイート。また戦慄は「やったのは私じゃなくて違う人なのだけど勘違いされた」と説明している。
この「違う人」はゆりにゃのことを指していると考えれば、一貫して戦慄はゆりにゃとの友情を重視しているだけで戦慄自身の罪はないという話とみなすこともできる。また戦慄はゆりにゃの遊び方についていけないとも発言。ただしいずれの説も確かなものではない。
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■少年院出身のアイドル
この一連の騒動のポイントはやはり戦慄の存在にあると言えるだろう。今もなお戦慄は特に女子からの高い支持とある種のカリスマ性を備えていると言えそうだ。
戦慄が注目されたのは、プロインタビュアーの吉田豪との対談ではないだろうか。そこで戦慄は少年院に入っていたエピソードを語った。戦慄は少年院で更生したアイドルとして注目されたのである。
母親との関係がこじれていて、ある種の知能犯により少年院に入り、そこで親子関係を代替し、社会勉強を積み、大学にまで進んだというエピソードは教育について非常に示唆的だ。