小さな和菓子店の”ふぐ”が大反響 釣り好きの店主がつくった理由は…
小さな和菓子専門店の「ふぐ」が、SNS上で大反響。その訳とは…
神奈川県寒川町の無人駅にひっそりとたたずむ個人経営の小さな和菓子店のお菓子が、SNS上で大反響となっている。しらべぇ取材班は、店主から詳しく話を聞いた。
■全国大会で連続入賞の実績
JR相模線倉見駅前徒歩1分の場所にある「和菓子處 吉祥庵」は、釣り好きの店主(32)とその母二人で営んでいる、和菓子専門店だ。
職人として、実際売るならば……という、工程の研究を始めました。
結論、ヒレの色を出す羊羹が在庫に無かったんですが、コレだって工程を見つけました‼️👍欲しい方がいらっしゃいましたら、ご注文承れます‼️😅 pic.twitter.com/0CIoYFjq7E
— 黒和@和菓子處 吉祥庵 (湘デコ) (@kurokazu_45) July 25, 2020
店主は、職人歴11年で和菓子の全国大会で7年連続で上位入賞を続けるなど、確かな技を持つプロフェッショナル。このふぐを作るキッカケは、友人から「ふぐがかわいいから、それをお菓子にして」とのリクエストだったという。
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■寺の住職のアドバイスがキッカケ
最初は、一点物のつもりだったそうだが、それをインスタにあげたところ、配達に行ったお寺の住職から「これを実際に販売してみたら」というアドバイスがあったそう。インスタでも、大好評だったため、即販売化に向けて着手。
一点物よりは工程を若干簡素化させて、25日から店頭で販売を開始したが、売れ行き好調だという。