寺の住職が若者言葉「ぴえん」を本気で解説 その内容があまりに痛快だった
住職が説明した、若者言葉「ぴえん」を本気で解説した法語が話題を呼んでいる。
住職が解説した、若者言葉「ぴえん」の解説がツイッター上で話題になっている。ネット上では「私も勉強になりました」「解説がしっくりくる」と、仏教的視点での説明に納得の声が殺到している。
■「ぴえん」が法語に
複数の方から意味の説明を求められ、ついに解説がついた法語がこちらです🥺ぴえん pic.twitter.com/xkyr4txd9q
— 松崎智海(非売品僧侶)@『「鬼滅の刃」で学ぶ はじめての仏教』発売中 (@matsuzakichikai) July 26, 2020
松崎智海(非売品僧侶)@浄土真宗本願寺派♪永明寺住職さんは26日、「複数の方から意味の説明を求められ、ついに解説がついた法語がこちらです ぴえん」とコメントを添え、北九州市にある永明寺内に掲示した法語と解説文を公開した。
「ぴえんもご縁 超えてご恩」と力強く書かれた法語の隣には、「ぴえん」の言葉の意味が説明されており、「『ぴえん』は若者の間で流行している泣き声を表す擬態語で、(中略)この法語が分かりにくい時は『ぴえん』を『悲しみ』と読み替えてみてください。辛いことが続くこの人生ですが、『悲しみ』もまた『ご縁』として受け止め、いつか『ご恩』として感じることができる日を願っております」と言葉を添えている。
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■妻から法語を求められ…
住職は、「ぴえん」という言葉が流行っていると知った妻から“法語を作ってみては?”と提案されたのがきっかけだったと振り返る。
自らの子供も、「ぴえん、ぴえん」と連呼し、話題性を実感していたこともあり、まずは8日に「ぴえんもご縁 超えてご恩」と法語を作成し、寺内に掲示。
だが、そもそも「ぴえん」の意味を知らないという反応が相次いだため、26日に改めて言葉の意味を説明した今回の解説文を作り出した。