小倉智昭、アベノマスク追加配布に「使ってるのは総理だけ」と疑問呈す
「アベノマスク」の通称で知られる政府が配布する布マスクの追加配布が決定。『とくダネ』MCの小倉智昭は報せを受けて…。
政府より全世帯に配布された布マスク、通称・アベノマスクが介護施設などに追加で8,000万枚配布されることが決定。
28日放送の『とくダネ!』(フジテレビ系)では、MCの小倉智昭が政府の決定に呆れ顔を見せている。
■アベノマスクへの戸惑い
新型コロナウイルスが猛威を振るう現代においてマスクは必須アイテムだが、アベノマスクをめぐる物議は絶えることがないようだ。4月17日より配布が開始されたものの、到着までの時間は地域ごとのバラつきが大きく、ツイッターなどのSNS上では「マスクもらわなくても買えちゃったよ…」「今更マスクをもらってもな…」といった声がこれまでに多数上がっていた。
そんな状態にあったマスクが8,000万枚と膨大に追加配布されるとなれば、戸惑う国民が多いのも頷けるだろう。また「使い道がない」という指摘のほか、大量のマスクを配布するためにかかる費用を懸念する声も多数。
関連記事:賛否両論の「アベノマスク」配布 賛成している割合はどの程度なのか
■小倉も皮肉り呆れ顔
番組では「布面積が小さく顔にも密着しないので看護では使えない」「洗って再使用することも考えられず、今後届いても使わない」といった医療現場からの声にも注目。
すると小倉は「児童などにはサイズ的に扱えるかもわからないですけど、仕事をしている大人にあのマスクは…」と、やや控えめながらも疑問を呈す。
また実際の使用状況については、「閣議なんかの映像を見ても、あのマスクを使ってるのが総理しかいないのはちょっとなあ…と思う」と配布元であるの政府の現状を踏まえつつ呆れ顔を見せた。
関連記事:賛否両論の「アベノマスク」配布 賛成している割合はどの程度なのか
■カズレーザーの見解は…
「何でまた今さら追加するのかね、あれだけ叩かれたのに…」と、疑問を口にする小倉。
すると番組MCのお笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーは、「元々そういう契約だったから、残り作ってるっていうことだと思うんですけど」「国内のメーカーで作ってるんですよね? 回ってない工場とかあって、そこにお金を落とすという理由があってということかと」と考察してみせる。
しかし実際の需要に関しては、「使う使わないに関しては、みんな『使わない』って言ってるし、それは変わらないんじゃないですかね…」と切り捨てていた。
・合わせて読みたい→サイズが小さくて恥ずかしいので… 「アベノマスク使わない」6割も
(文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)