客足途絶えた商店街 「盛り下がってる」と正直すぎるポスターで大注目浴びる
北海道の小樽堺町商店街が発信している、自虐ポスターが話題を呼んでいる。
■発信の場はSNS
外出自粛が求められ、お客が観光に来なく人々が自宅で過ごしている状況を活用し、商店街の中ではなく、ツイッターなどSNSを発信の場としてきた。
そのため、都内の飲食店からこのポスターが欲しいという要望が寄せられており、「(ポスターの企画自体を)他の商店街にマネしてもらっても構わないんです。世の中が明るくなった方がいい」と、ユーモアさが徐々に波及してきていると語る。
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■現在も苦しい状況
県外への移動自粛が解除され始めた6月以降、客足は戻りつつあるが、例年の2~3割程度。7月23日から26日の4連休にかけてようやく、7~8割と回復傾向にあるという。
感染拡大を懸念し、観光を控える声や、事業者も複雑な反応を示す風潮が根強いが、同商店街では「コロナに限りませんが、お客を選ぶことはしません」と歓迎する。
「『東京から来てほしくない』ということはありません。そもそも、具合が悪い人は来ないはず。選べるほどお客も入っていないので、とにかく来た方におもてなしをしていきます」と坂口さんは商店街の総意を訴えている。
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■ネット上では…
ポスターを見つけたツイッターユーザーのツイートは、29日12時時点で8万6,000リツイートと20万以上のいいねがつき、拡散されている。
ほかのユーザーからも、「はっちゃけた広告」「ユーモアありすぎ」と、笑いの声が続出。一方、「これは支援したい」「コロナ収束したら行きたい」と、応援したいと考える声も上がっていた。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)