薬局からイソジンが消え… メルカリで「透明なうがい薬」が大量転売
吉村知事の記者会見の影響を受けて、うがい薬の品切れが続出。医薬品の転売は違法だがフリマアプリには…
■「医薬部外品」の転売が横行中
しかし、『メルカリ』にてうがい薬を検索してみると、高額転売品が大量にヒット。「医薬品」は出品禁止物であるが、現在大量に出品されているものは「医薬部外品」のうがい薬だ。
医薬部外品のうがい薬には黒褐色の「ポビドンヨード」が含まれておらず、液体が透明であることを謳っている商品が目立つ。
販売ページには「医薬部外品です」「ポビドンヨードは含まれていません」と明記されているものが多いが、「うがい薬が手に入らなくなってしまう」という不安感からか、定価よりも高値で販売されているものも飛ぶように売れていた。
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■呆れと嘆きの声が相次ぐ
インターネット上では、かつての「紙製品デマ狂騒」や「スーパーの食品買い溜め騒動」を思い出す、ガラガラになったドラッグストアのうがい薬の商品棚の写真が大量に出回るとともに、関連ワードが続々とトレンド入り。
「透明なうがい薬」の姑息な高額転売の実態を目の当たりにしたユーザーからは、「買い占めっていうトレンド見てメルカリ見たら案の定…」「無法地帯」など、呆れの声が続出。
中には「売ってる人は分かってやってるのに、騙されてる人が多く、怒りを通り越して悲しくなってくる」と嘆く声もつぶやかれている。
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(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)