原子爆弾投下から75年 日本人は平和ボケしていると思う?
1945年8月6日の広島市、8月9日の長崎市、あれから75年。国際社会の平和と安定を考えるきっかけに…
■「平和ボケしている」との声は?
平和ボケをしていると主張するのは60代のAさん。
「中国が香港の民主化運動を弾圧している姿を見ると、身近に思えて不安になる。しかもテレビではほとんど報じられず、ネットをやらない世代はほとんど実態を知らない。これは平和ボケ。
安全保障は国の根幹に関わる最も重要な部分なのに、防衛費を減らせという勢力や、自衛隊を違憲と見る動きもある。自衛する人間がいなければ、ピストルを構える人間に丸腰で立ち向かうようなもの。もっと危機意識を高めて、防衛力を増強するべきだ」
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■否定的な意見を持つ人の声も
一方、平和ボケをしていないと話すのは、40代のKさん。
「とくに中国や北朝鮮、さらにはロシアなどに脅威を感じている。テレビメディアはなぜかそういうことに蓋をしている印象ですが、ネットでは盛んに意見が飛び交っているし、北朝鮮もミサイルを何度も発射実験していて、国民の危機意識は高まっていると思う」
様々な声が上がっているが、原子爆弾投下のような悲惨な戦争を起こしてはならないという思いは一緒のはず。国際社会の平和と安定を脅かしている課題の解決に向けて、より一層関心を持つべきだろう。
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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
対象:全国10代~60代の男女2,168名 (有効回答数)