白石聖、“奇跡の世代”実力ナンバーワンの触れ込みに困惑 「大丈夫か?」
「オトナの土ドラ」枠にて8月29日より放送開始される『恐怖新聞』で主演を務める白石聖にインタビューを実施した。
■“奇跡の世代”実力No.1に「大丈夫か?」
―――白石さんと言えば、数多くの役者の方々が活躍する98年生まれの“奇跡の世代”の中で、実力No.1という触れ込みをされることが多いですよね。周りが勝手に言い出したことだと思うのですが、ご本人としては照れ臭いですよね(笑)?
白石:照れ臭いし、本当にそんなことないし、「大丈夫か?」って思います(笑)。
―――同世代の方たちの活躍は意識されますか?
白石:初めてお芝居の現場に入ったのが、同世代の方々が主演をされていた作品で、私はたくさんいるクラスメイトの中の一人という役柄だったんですけど、「同世代でこれだけ活躍されていて、すごいなあ」って刺激を受けました。
同世代の役者さんがたくさんいらっしゃって、みなさん素敵なので、私は詩弦と同じように日々自分を探しているのかなと思います。
どの分野だったら自分の良さを生かせるのか、私はあの女優さんのこういう部分を持っていないけど、この人にはないこういう部分を持っているという風に、他の人になくて自分にあるものを探している節はありますね。
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■新人賞受賞が自信に
―――同世代の方々が主演の作品で、自分は大勢のクラスメイトのうちの一人ということに嫉妬のような気持ちはなかったのでしょうか?
白石:一番最初は「現場に行って学んできなさい」という感じだったので、嫉妬も何も「すごいな」と思うばかりでしたね。
同世代の役者の方と共演させてもらうこともありますが、どちらかというと、自分よりも世代が上の方々と共演することが多いので、そこに付いていくのが必死という気持ちが当時から大きいです。
―――素晴らしいです…! 僕は全くレベルが違うのに同世代の菅田将暉さんや霜降り明星さんの活躍に嫉妬しているので(笑)。
白石:うーん。同世代の方が素敵な作品に出られていると、こんな作品に出たいなあって思いますけど、嫉妬ではないですね。みなさん、そうなんじゃないかな。
―――そうした気持ちの持ち方ができるからこそ、今のご活躍があるのだなと思いました。昨年は『絶対正義』で「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」新人賞を受賞されましたよね。また一つの節目の年になったのではないでしょうか?
白石:これまで「良かった」という風に作品の感想をもらっても、いまいち自信には繋がらなくて。でも、『絶対正義』で賞をいただけて本当に嬉しかったし、新人賞だけで終わりたくない、このままこのお仕事を続けていきたいと思うきっかけになりました。