原作者逮捕の『アクタージュ』、作画担当のプロフィールに変化 「悲しい…」
原作担当・マツキタツヤ氏が10代女性への強制わいせつの疑いで逮捕された『アクタージュ』(週刊少年ジャンプ)。連載終了を受け、作画担当の宇佐崎しろ氏のツイッタープロフィールに変化が。
8月8日、中野区の路上で10代女性の胸を触ったとして、強制わいせつの容疑で『アクタージュ act-age』(週刊少年ジャンプ)で知られる漫画原作者・シナリオライターのマツキタツヤ氏が逮捕された。
■連載終了を発表
本作は天才的な演技の才能を持った主人公・夜凪景を主人公に、「役者」というこれまでになかった題材を描いた作品だ。すでに多くのファンを獲得していたが、8日にマツキ氏が逮捕されたことを受け、集英社は連載終了を発表。
「これまで多くの読者の皆様に応援していただいた作品をこのような形で終了することになり、編集部としても非常に残念でなりません」としながらも、「事件の内容と、『週刊少年ジャンプ』の社会的責任の大きさを深刻に受け止め、このような決断に至りました」と説明した。
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■大人も楽しめるエンタメ作品だった
2018年に連載が開始された本作は、多くの人気作が連載されるなかで着実に支持層を増やし、10月には13巻が発売予定だった。
魅了的なキャラクターが数多く出演するとともに、役者が背負う業のようなものまでが描かれた深みに富んだ内容は、大人でも十二分に楽しめる作品であったと言える。
なお、『ポスト鬼滅』作品として7月には当サイトでもその魅力を紹介しており、佳境を迎えた舞台『羅刹女』公演や、景とライバル・百城千世子の関係性の深まりについてお伝えしていた。