『スッキリ』コロナ禍で売上爆増した業種が判明 「やっぱり…」
新型コロナウイルスの影響で、売上を伸ばした業種は? 経営コンサルタント・坂口孝則氏の解説に、納得の声が相次ぐ
13日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)では、同番組のコメンテーターで経営コンサルタントの坂口孝則氏が、新型コロナウイルスによって打撃を受けた現在の日本の経済状況について分かりやすく解説。
坂口氏の独自調査によって判明した、コロナ禍で利益をグンと上げた業種に、納得の声が相次いでいる。
■経済の傷の深さ「全治2~3年以上」
まず、今年4~6月期のGDP成長率(前期比・年率)を見ると、日本は-23.53%(予測/日本経済研究センター「ESPキャスト調査」)とされるが、コロナ禍による経済の傷の深さは「全治2~3年以上」ではないかと、坂口氏は指摘する。
続いて、上場企業のうち月度報告を出している248社の今年6月~8月のデータをもとにした衝撃度を見ると、前年同月の状態を100%とした場合に、公共交通機関は40.9%、旅行代理店に至っては1.4%という深刻な状況が浮かび上がった。
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■コロナ禍で伸びた業種は…
その一方で、コロナ禍に利益を伸ばした業種も。坂口氏の独自調査において、飲食業を除いて前年同月比でもっとも伸びた業種は「手芸用品店」で、171.1%。
次いで金融サービスが146.5%、自転車販売が145%と売上を伸ばしており、坂口氏によると「自転車は、公共交通機関に乗りたくないという需要、金融はこの機会にFXを始めてみようか、という動き」があったと話す。
手芸用品店については、巣ごもり需要の影響で手芸用品やミシンが売れているという。