警視庁、簡単にできる熱中症対策を紹介 「体表温度を下げてくれる」
警視庁警備部災害対策課の公式ツイッターが簡単にできる熱中症対策を紹介した。
気象庁は13日、熱中症の危険性が極めて高くなるとして、関東地方に熱中症警戒アラートを発令した。そんな中、警視庁警備部災害対策課の公式ツイッターが簡単にできる熱中症と汗対策の方法を紹介した。
■濡れタオルで汗を拭く
部活動をしている子供達の汗対策で、毎日ぬれタオルを持たせています。ぬれたタオルで汗を拭き取って皮ふを湿らせると、表面に付いた水分が蒸発するときに体表温度を下げてくれるので涼しさを感じられるし、汗のにおい成分は水に溶けやすいので、拭き取ることによって防臭効果が期待できるそうです。
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) August 12, 2020
警視庁は13日「部活動をしている子供達の汗対策で、毎日ぬれタオルを持たせています」とツイッターに投稿した。「ぬれたタオルで汗を拭き取って皮ふを湿らせると、表面に付いた水分が蒸発するときに、体表温度を下げてくれるので涼しさを感じられる」という。
また汗の匂い成分は水に溶けやすいため、「ぬれタオルで拭き取ることによって防臭効果も期待できる」と説明した。
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■手のひらを水に浸す方法もある
水温10~15℃の水を洗面器に入れ、両手のひらを5分くらい浸すと、末梢血管内の血液を通して深部体温を下げることができるそうです。災害級の暑さと言われている今日、試してみてはどうですか。なお、氷水のように冷た過ぎると体を温めようとする防衛本能が働き、逆効果になるそうです。 pic.twitter.com/mgkGH0XkfL
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) August 19, 2019
また警視庁は2019年8月にも簡単にできる熱中症対策を投稿している。なんでも水温10~15℃の水が入った洗面器に手のひらを5分くらい浸すと、「末梢血管内の血液を通して深部体温を下げることができる」という。
しかし、氷水のように冷た過ぎる水だと体を温めようとする防衛本能が働き、逆効果になるとのこと。「10~15℃の水」がポイントのようだ。