京大特定教授のマスク不要論に賛否 ビートたけしは「役に立たなくてもする」
上久保靖彦特定教授の三密回避・ソーシャルディスタンス・マスク不要論に驚き広がる
■たけしは「役に立たなくても…」
「マスク不要論」を聞いたビートたけしは番組の最後に「先生の意見聞くと、ちょっと嬉しくてしょうがなかったけど」と感想を述べる。
続けて「気持ちが安心するように。役に立たなくてもマスクはするとか。敢えて近づいても構わないってこともないし、離れるのは、普通の常識として離れていればいいわけで。自分はかかってるんだと思って行動を。しょうがない、それしかない」とコメントした。
マスク不要論に「本当に大丈夫なの?」「自分はマスクをする」「信じられない」など、ネットの反応は否定的。しかし、「この説なら日本の死者が少ない理由も頷ける」「間違っているとも言い切れない」と肯定する声も出ている状況だ。
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■不明点が多い新型コロナ
明確なワクチンがなく、メカニズムも解明されていない新型コロナウイルス。上久保特定教授の説明に納得した人もいたが、わからないことが多い現状では「マスクなしは怖い」と感じた視聴者が圧倒的に多かった。
しらべぇ編集部が7月、全国の10~60代の男女2,168名を対象に実施した調査でも67.8%が「マスクがない人に近づきたくない」と回答。「マスクなし」に不安感を覚える人が多い現在では、マスク必須の社会がしばらく続くものと思われる。
上久保特定教授は放送後自身のフェイスブックで「カットされた部分」として、「重篤な基礎疾患者、免疫不全などの患者などには近づいてうつさないように」と投稿しており、「うつさないこと」はやはり、重要だと考えている様子。
わからないことが多い新型コロナウイルス。たけしの言うように、仮に役に立たないとしても、マスクをして他人にうつすリスクを避けることが、コロナ収束への有効策だ。
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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
対象:全国10代~60代の男女2,168名 (有効回答数)