熱中症アラート発動で日傘が無料で使えると話題 環境省は「全国各地に広げていきたい」

熱中症警戒アラート発令時は日傘レンタルが無料になると話題。その仕組みとは…

2020/08/31 20:00



■専用のアプリをダウンロードすることで利用可

アイカサの日傘は、雨の日も雨傘として使える晴雨兼用の傘となっている。内側にはPUコーティングによるUVカット処理を施しており、遮光90%以上の効果が期待できるという。

晴雨兼用傘
(写真提供:アイカサ)

専用のアプリをダウンロードし、決済登録をすることによって、このサービスを利用することができる。傘にはICチップが付いており、誰が、いつどこで何時間使っているのかを会社側で把握できるシステムとなっている。


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■全国の駅構内に約730カ所

傘のシェアリングサービス「アイカサ」は、日本初の本格的な傘のシェアリングサービスとして、2018年12月にサービスを開始。突発的な雨の日にも低価格で傘を借りることができて、雨が止んだ際には最寄りのスポットに傘を返却すればOK。

なお、返却しないと1日に70円ずつ課金され、月内420円でストップする仕組みになっている。

関東圏では、JRや小田急など9社の鉄道会社と提携しており、東京駅構内には16カ所のスポットが設置してあり、傘の本数は約320本用意されている。また、関西や福岡、岡山など全国のスポット数は、駅構内の約730カ所にのぼる。

最後に、環境省大気生活環境室は、「このような取組は、全国各地に広げていきたい。今年の効果を分析し、アイカサと引き続き協議を重ねていく」と述べた。

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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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