国会議員票の7割を固めた菅義偉官房長官 総理の座に向けてトリプルスコアの圧勝か
菅義偉官房長官が2日、衆議院議員会館で出馬会見を開いた。情勢は圧倒的優位が囁かれているが…。
一国の首相を選ぶ自民党総裁選である。盛り上がってもいいだろうに、いまいち、活気がないのは最後に手を挙げた菅義偉官房長官が、名乗りを上げた岸田文雄政調会長と石破茂元幹事長をトリプルスコアで引き離して圧勝することが確実視されているからだ。
各派閥の支持状況を整理しよう。菅長官を推すのは以下の派閥だ。
・細田派：98人
・竹下派：54人
・麻生派：54人
・二階派：47人
・石原派：11人
・無派閥：約30人
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■2日に出馬会見
かわって、岸田氏を推すのは岸田派の47人。石破氏にいたっては、推すのは本人含め自派閥の19人で、総裁選に必要な国会議員の推薦が20名だから二名足りない。さらに、人事をちらつかせた石破派崩しが、菅陣営によって行われているという疑惑もある。
圧勝が確実になっている中で菅官房長官は2日、夕方より衆議院議員会館内で出馬会見を開いた。
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