今年は不漁で「サンマ定食」は食べられない? やよい軒に聞いてみたら…
大不漁となった昨年よりも低迷しているサンマ漁。果たして「サンマ定食」は発売されるのだろうか……
「過去最低」と言われた昨年のサンマ漁。しかし、今年の漁獲量は昨年よりもさらに低迷し、「歴史的不漁」とも報じられている。
そうした中で気になってくるのが、外食産業への影響だ。かつては当たり前のように提供されていた「サンマ定食」が、果たして今年は食べられるのだろうか……。
■昨年は販売見送り、延期など相次ぐ
これまで秋口になると「サンマの塩焼定食」がリーズナブルな価格で味わうことができたが、大不漁となった昨年は、サンマ定食などのメニュー提供を延期・見送るチェーン店も見られ、異例の事態に。
今年は7月15日に北海道釧路市で水揚げされた生サンマの初競りが行われたが、店頭価格が1尾5,980円と過去最高値が付けられた。8月下旬からサンマ漁は本格化されているが、昨年より低迷しているとされ、不漁は深刻化している。
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■「サンマ定食」今年は…
9月に入り徐々に秋の訪れを感じる中、インターネット上では「今年はサンマの塩焼き定食は出るのかな」という声がチラホラ。
しらべぇ編集部がやよい軒を運営する株式会社プレナスに、サンマを使った期間限定メニューの販売について聞いたところ、なんと「昨年は販売を見送りましたが、今年は販売予定です」との返答が。
販売開始日などについては、近日中に正式発表される予定だ。
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■秋の味覚といえば「サンマ」
ちなみに、しらべぇ編集部が全国の20代~60代の男女1,344名を対象に「秋の味覚で最も好きな食べ物は何か」という意識調査を実施したところ、サンマが最も多くの票を獲得した。
改めて、サンマが多くの日本人から親しまれ、愛されていることがわかる。
今年獲れた生サンマについては、スーパーでも値段が高騰し、インターネット上でも嘆きの声が。このまま、サンマは庶民の味方から高級魚になってしまうのだろうか……。
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(取材・文/しらべぇ編集部・越野 真由香)
対象:全国20代~60代の男女1344名(有効回答数)