病気の金魚展示で炎上のアートアクアリウム 原因は「コロナ禍でオープン遅れたことで…」
今話題のアートアクアリウム美術館がオープン早々、炎上する事態に。その原因とは…
■金魚を排除しないことが適切と判断
一般的に病気の魚が見受けられたら、病気の魚を取り出すのではなく、その水槽に留めたまま治療をすることが適切な場合が多いという。
また、アクアリウムにおいての病気の考え方は、伝染する病気が多いため、魚を個体として治療するのではなく、病気の魚が多発したアクアリウムシステムそのものから病原菌を無害化させる処置をほどこしているとのことだ。
美術館側は、病気の金魚が泳いでいたことは把握していたが、「金魚のことを考えて、排除しないことが適切」との判断を下したという。なお、重度の病気の魚は隔離水槽に移し、別途対応中と説明した。
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■状況は改善中
美術館では、現在水質管理のプロが10名体制で、生育環境の最適化に努めており、精一杯金魚に愛情を注いでいる最中と話す。作家・総合プロデューサーの木村氏は、もともとは熱帯魚店の運営事業からスタートしており、専門家でもあるという。
最後に「お見苦しい瞬間をお見せしてしまいましたが、日々状況は改善しており、SNS等で発信されたときと今はまるで違う状況になっております」と述べた。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)