ドコモ口座騒動に便乗した詐欺が横行中… その手口があまりに酷い

ドコモ口座の不正引き出し事件の騒動に便乗した詐欺が横行中。警視庁などが注意を呼びかけている

2020/09/18 18:40


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(west/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

ドコモ口座の不正引き出し事件の被害が拡大している中、この騒動に便乗した詐欺も横行中。警視庁などが注意を呼びかけている。



■警察官を装った電話に注意

警視庁犯罪抑止対策本部の公式ツイッターは17日、「『ドコモ口座の不正送金問題の件で、あなたも被害に遭っている』と警察官を装う者からの電話が都内で確認されています」とツイート。

犯人はその後で「あなたの口座を止める必要があるのでキャッシュカードを提出して」と誘導し、キャッシュカードを騙し取ろうとしてくるという。

こうした詐欺被害から身を守る対策として、同アカウントは「在宅時も留守電設定で犯人からの電話に出ない対策を」と注意を呼びかけている。


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■不安と怒り…呆れたという声も

被害が拡大する中、人々の不安な気持ちにつけこむような姑息な手口。警視庁からの注意喚起を受けて、インターネット上では「二次災害みたいだ」「怖いです…」といった不安の声が。

また、犯罪に便乗して悪事を働こうとする悪どい知能犯らには「次から次に詐欺集団が現れるな。もっと生産的なことに頭を使ってほしい」「本当によくこういう詐欺が毎回毎回思いつくよね。真面目に働いて金稼げ」といった怒りの声もつぶやかれている。


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■約2割もの人が詐欺の被害に

ちなみに、しらべぇ編集部では2017年に、全国の20代~60代の男女1,400名を対象に「詐欺被害」に関する意識調査を実施している。その中で、全体で約2割もの人が「詐欺被害に遭ったことがある」と回答していた。

被害の程度に関わらず、およそ5人に1人の人が詐欺被害に遭っていると考えると、恐ろしい実態である。

警察官を装った怪しい電話などには厳重に警戒してほしい。

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(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2017年1月20日~2017年1月22日
対象:全国20~60代の男女1,400名(有効回答数)
詐欺警察官警視庁
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