ビートたけし、平井デジタル改革相に「カタカナ多すぎる」 業界では一般用語も
『Nキャス』で平井IT改革相の会見を見たたけしが「カタカナ語が多い」と苦言。番組では細かに説明も
12日に放送されたTBS系情報番組『新・情報7daysニュースキャスター』にビートたけしがモニター越しに出演。番組では、デジタル改革相に任命された平井卓也氏の会見を報道するとたけしが言及した。
■会見でIT用語連発
同番組では、過去のIT担当大臣はIT知識も乏しく良くない印象を受けることが多かったが、平井氏は業界でも一目置かれるIT通であると紹介した。
そんな彼の会見では、「DX」「UI」「コネクテッドワンストップ」「ワンスオンリー」「デジタルファースト」といった聞き慣れないIT用語を連発。たけしのようにIT用語に明るくない人からすると分かりづらい会見だったのかもしれない。
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■「カタカナ語多すぎる」
会見を見たたけしが印象を問われると「デジタル大臣はカタカナが多すぎるよ。どういう意味なのか…」と困惑の様子。
番組の進行役である安住紳一郎アナは「『DX』はデジタルトランスフォーメーション。デジタル技術で生活を変革すること」「『UI』はユーザーインターフェース。入力や操作性など利用者と製品・サービスとの接点のこと」とわかりやすくボードを使って説明。
続けて、「『コネクテッド・ワンストップ』は民間サービスも含め、全ての手続きを1ヶ所で完結させること」「『ワンスオンリー』は一度提出した情報を再提出不要にすること」「『デジタルファースト』は個々の手続きが一貫し、デジタルで完結すること」と各言葉の意味を解説した。
意味を聞いたたけしは「ユーザーインターフェースを『UI』と略すのはいくらなんでもマズイだろ」とした。
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■カタカナ語を毛嫌いせずに
たけしは『UI』について「ダメだろ」と語っているが、当然平井氏独自の略し方ではなく、業界では一般的なもの。こういったカタカナ語は、たしかに分かりづらいが、日本語にすると長すぎるものや適した単語がないことがほとんどで、仕方ない部分も多い。
カタカナ語を毛嫌いするのではなく、検索して意味を知ったり、その言葉を使わなければならない背景を知ることができると知見が一気に広がるかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・Aomi)