1本450円!? 癖が強い自販機で見つけた謎の高級缶コーヒーをレビュー
1本450円もする高級缶コーヒーが高速道路のパーキングエリアにあるという。しらべぇ記者はその味を確かめに車に飛び乗った!
都心の大動脈である首都高速には大小20ヶ所のパーキングエリア(以下PA)が存在するが、とあるパーキングエリアの自動販売機に物価を無視した「高級缶コーヒー」があるという。
しらべぇ記者はその自販機を探しに首都高を走り回った。
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■特徴のないPAで…
問題の場所は、お台場エリアを通る湾岸線の有明方面から箱崎方面に向かっているとぶつかる「辰巳ジャンクション」上の「辰巳第一PA」。29台の普通車、17台の大型車が駐車できるスポットで、以前から東京の高層ビルをバックに愛車を撮影できる映えスポットとして知られていた。
しかし、都心から千葉方面に高速で移動することが多い記者も、ここに駐車して休憩したことは一切ない。休憩するタイミングとしては距離が近すぎるのだ。
お土産店やカフェなどがある郊外のサービスエリア(SA)とは違い、ここにはトイレと自動販売機以外にめぼしいものはなく、緊急時以外は立ち寄ることはまずないだろう。ビュンビュンと車の疾走する音が響く中、初めて降り立った同地をリサーチすると、エリア内にはアイスの自動販売機が1台、ジュースなど飲料水を扱う自動販売機が3台設置されていた。
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■癖が強い自販機発見
その中の1台が妙に癖が強い。ほぼすべてが別商品のため、目に飛び込んでくるデザインや色がゴチャゴチャで、中でもコーヒー関連は14種類あり銘柄やサイズもバラバラだった。いやバラバラというより運転手たちのオアシスになるべく、多彩な品揃えをしていると言ったほうが正解に近そう。
そんな中で、異彩を放っているのが青いボトルの「石窯焙煎 ミル挽き珈琲」。通常の缶コーヒーが130円から160円程度の価格帯なのに対し、こちらは275g缶が400円、385g缶が450円とかなり割高で、缶コーヒー好きでもたじろいでしまうほどの値段である。
「選択肢の少ないPAだからと強気の値付けにしたのか」と邪推しながら、早速購入しゴクッとやってみることにした。